だらだらと日々のことを呟いています。
たま〜にカカイルカカネタがあったり、なかったり。
その他萌えたことも語ってます。
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ナルト原作がもうすぐ終わるというのを耳にして、最近はガクガクしています。。。え、終わるの?
教えてくれた友達は続編の映画を見に行くらしいです。
私もかっこいいナルトは見たい。イルカをお嫁にもらってくんないかなーといつも思ってます。
まず何を心配したかって原作終わるとサイトの数が一気に減るじゃないですか!
その昔アイシーにハマっていた頃大好きだったサイトさんがやっぱり原作終了とともに閉鎖してしまって何ともせつない気持ちになったものです。
ナルチョだってきっとあるんだ・・・。
正直うちのサイトだって無いとは限らないわけで・・・もう何年も前から原作読んでないけどさ笑。話の方向によっては二次の方向性も変わってくるので、自分の終わってない話(ラストバードだ)のことを思うと終わったとしてもしばらく読みたくない笑。
波には乗れないのでそれもまた悲しい。。。そうか、早く二次書いちゃえばいいのか・・・か、書けない・・・。とりあえず小さいネタをまとめることから始めました。めんどう。
教えてくれた友達は続編の映画を見に行くらしいです。
私もかっこいいナルトは見たい。イルカをお嫁にもらってくんないかなーといつも思ってます。
まず何を心配したかって原作終わるとサイトの数が一気に減るじゃないですか!
その昔アイシーにハマっていた頃大好きだったサイトさんがやっぱり原作終了とともに閉鎖してしまって何ともせつない気持ちになったものです。
ナルチョだってきっとあるんだ・・・。
正直うちのサイトだって無いとは限らないわけで・・・もう何年も前から原作読んでないけどさ笑。話の方向によっては二次の方向性も変わってくるので、自分の終わってない話(ラストバードだ)のことを思うと終わったとしてもしばらく読みたくない笑。
波には乗れないのでそれもまた悲しい。。。そうか、早く二次書いちゃえばいいのか・・・か、書けない・・・。とりあえず小さいネタをまとめることから始めました。めんどう。
小話
四日程経ってようやく件の任務が終わる。
張りつめていた緊張を解いてカカシは大きく息を吐いた。
某国手練の上忍の尾行はなかなかに骨の折れるものであった。
もともと別の班にいた中忍が半年かけてその忍を追い、素性を調べあげ、カカシにその任が引き継がれたのであった。忍にはスパイ容疑がかかっていたのだが、証拠をあげられず木の葉に依頼してきたという流れだった。暗殺の方が余程楽だと愚痴の一つも零したくなる。
その手練は妙に鼻の効く女であった。
どんなに気配を殺しても、女の感というものだろうか、幾度となくカカシの尾行を暴かれそになり、この四日間冷や冷やさせられた。
確実とは言い難いが証拠も掴み、ひとまずカカシの仕事は済んだ。
短い期間で済んだのは一重に前任の中忍が有能だったからであろう。
四日の緊張とはいえ、こんなにすんなりと任務が済んだのは久方ぶりだったとカカシは朧気な記憶で思い起こした。
火の国との国境沿いには大きな街道がいくつかある。
普段ならば人目を避け、さっさと木の葉に帰郷するのだが今回はその街道沿いを通ることにした。何せ、この任務の後に五代目から一ヶ月ぶりの休みをもぎ取っていたのだ。
暗部にいた頃なら二ヶ月三ヶ月潜伏するなど忍なら当然と思っていたが、年を重ねる事にだんだん考えも変わってきているようだ。老い先短いと思うと楽しみたい気持ちも芽生える。
そんなわけで里にいるとどこからともなく里長の伝書鳩がやってきて(式でもいい)また任務に駆り出される心配があった。ならば火の国内の繁華街の中に身を潜めた方がとここを選んだのだ。人の多さはまた刺客の目を欺くのにも良い。
暗闇に慣れていた目が遠くの細かいたくさんの橙色の光を捉えた。
(とりあえず一風呂かな、)
俊足で森を抜け、持って来ていた身なりの良さそうな着物と羽織をさっと着込む。
いつもの覆面は外した。
心無しかいつもあるものがないとどうにも落ち着かないが、ここでは覆面をしている方が目立つのでそれは仕方ない。近くの小川で身体を洗ったとはいえ任務も終わり、煤汚れている身ならばゆっくり湯船につかって羽を伸ばしたいのものだ。
大きな街道だけあってそれこそ旅籠屋は多いが、カカシには既に馴染みの店があった。
まず一般人では到底入れない、どこぞの大名だとか将軍がお忍びで入るような宿だ。
防犯対策は勿論、そこは飯も美味ければ部屋に小さいながら温泉もついていて何の気兼ねなく過ごせるだろう。が、良い店だけあって身の回りの世話をしてくれる遊女が宛てがわれるのだった。フツウの健全な成人男子であれば喜ぶだろうが、カカシの場合それは気の引けるものであった。女性が嫌なわけではなかったが、一人で任務をこなした後というのはどうにも人の気配に過敏になるようで煩わしさしか抱けないのだ。勿論大掛かりな戦闘の後となれば話は別だ。
気が昂るので、いてもらった方が大いに助かる(ナニがとは聞かないでいただきたい)
以前泊まった際、外そうとしたが主人に嫌な顔をされ、結局傍に置いておいたがそのような気にもならず本当にただ置いておくだけになってしまった。
だからこそこの手の宿は使いようによってはとても重宝するのだが、どうも遊女の件を考えると足が止まる。しばらく人の行き来する流れに身を任せ、カカシは思案する。
と、ふと目の前に黒髪を伸ばした男が通りかかる。
見知った顔であった。思わずその腕を掴む。
「あんた、」
相手も掴まれてひどく驚いている。まだ幾分状況が読み取れないようでカカシの顔を凝視した。
「え、え?カ、」
名前を言いかけて男は気づいて口を閉じた。
確かに人通りの多いこの場所で名を口に出すのは失態と思ったのだろう。
「何で、こんなとこに。」
「先生こそ。」
カカシもまた思わぬ人物の登場に相手をじろじろと観察するように見てしまう。
それもそのはずで男の頭の天辺で括られている髪が今は降ろされていて、またいつもの忍服から上等な着物を着込んでいた。
そのせいかあの朴訥とした雰囲気は微塵も感じさせない。
カカシもまた思わぬ人物の登場に相手をじろじろと観察するように見てしまう。
それもそのはずで男の頭の天辺で括られている髪が今は降ろされていて、またいつもの忍服から上等な着物を着込んでいた。
そのせいかあの朴訥とした雰囲気は微塵も感じさせない。それどころか花街の色男風で、カカシは普段の男のイメージとの違いに困惑を隠せない。
「どーしちゃったのよ。」
あまりのその変わりようにカカシの口から本音が漏れる。
カカシの言い様が気に障ったのか、男―うみのイルカは幾分むっとした表情でカカシを見やった。
「俺もあなたと一緒なんですけど、」
忍という職業を含ませてイルカはそう答えた。
言われれば確かにそうだとカカシは目を瞬かせて納得した。ははあ、と間抜けな相槌をうつ。
任務でこの姿なのだと、そういうことだと言われてもそれでもやはりカカシにはぴんとこなかった。
里に置いてきた生徒はどうしたのかと言葉に出かかったが引っ込めた。
イルカの教務の姿が当たり前で、それ意外は想像すらできなかったのだと己のイルカに対する押し付けがましい程の理想を
抱いていたことにカカシは他人事のように内心驚いた。
「へぇ、それで・・・。俺はもうこの通り終わったんですけど、あなたの方は?」
「いや、これからですよ。・・・俺、そろそろ戻らねぇと、どやされちまうんですけど。」
「まぁまぁ。せっかくこれも何かの縁だし・・・。」
するとカカシの縁の言葉にイルカの顔が引き攣るのが見えた。
俺、けっこう嫌われてんなーとこれまた他人事のようにカカシはそれを眺めた。しかし腕は放さない。
あからさますぎるイルカの態度ではあったが、しかしカカシはこれまた興味が沸いて気分が上がるのを感じた。
「塒ってあるの?」
塒というのは隠語である。
イルカ以外に仲間はいるのか、その問いかけである。
「ええまあ、」
イルカの返答と格好、そしてこの街道の大きさから察するに塒は大きいものかもしれない。
旅籠か、花屋あたりが妥当かとカカシは逃げようとするイルカの腕を更に引いてにんまり笑った。
「泊めてよ。」
「は?はああ!?」
「寝床探してんのよ。俺が行けば君んとこの偉い人喜ぶと思うけどなあ。」
「な、何言ってんすか!そんなの駄目に決まってんでしょうよ!
俺に規則破れってんですかっ!?」
無理だ!!
そう叫ぶイルカと腕を放さぬカカシに辺りはざわめきに包まれた。
何だ何だと人だかりができて、周りが二人を囃し立てた。
いいぞ兄ちゃん、と親父の威勢の良い声が聞こえて、イルカは見世物じゃねえと捲し立て応戦する。
しかしそれに気を良くしたのがカカシで、サービスと言わんばかりにイルカを抱きしめてみせた。
「な、な、・・・・!」
身長はそんなに変わらないはずなのに、カカシの厚みのある胸板を頬に感じてイルカは目を丸くする。
何が起きたのか、頭が追いついていない。
カカシの熱い抱擁に観衆は一気に色めきだち拍手喝采にとうとうイルカは顔を真っ赤にした。
羞恥に、穴があったら入りたいそんな気持ちだった。
「・・・・おもしろいもの見つけたけど。」
イルカの耳にカカシの小さな、本当にこの近距離でも取りこぼしそうな程の小さな声を聞いてイルカは、はっと顔をあげた。
カカシとイルカの二人以外、周囲は誰も気づいていないようだ。
「気づいた?」
「ええ・・・・・多分、この位置からじゃ見えないけど、俺らのターゲットはあれですよ。」
「・・・・ふ〜ん。何であんたに向けてんのかな。」
驚いた、とイルカは目を瞬かせた。
この人混みの中、一瞬の殺気をカカシは見抜いたのだ。
カカシに言われて、ごく微量なイルカに向けられたその殺気にやっと気づくことができた。
(そうか、これが里の誇る業師なのか。)
カカシの類い稀な神経にイルカは素直に感嘆した。しかし、
「あの、いい加減、手離してください。」
つづく
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前にカカ誕で書き始めた小話。
続いてしまいました。久しぶりにノリノリで書けました。楽しいなあ笑。
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